7.eラーニング導入までフローチャート2017.02.21

7.フローチャート

eラーニング研修導入を決めて、導入を進めていく段階で、研修担当者は何をすればよいのか、eラーニングのシステム導入から実施までのプロセスと段階によって必要な業務をフローチャートで見ていこう。

eラーニング導入までの流れ

  1. eラーニング研修の目的と内容を策定
  2. 導入前の研修問題点をeラーニングによってどのように解決するか確認
  3. 社内プレゼン、意思決定
  4. 予算の編成、導入するLMS・業者を選定
  5. 教材を準備する (自社制作または購入)
  6. 実施計画、ルールの策定
  7. eラーニング導入、実施

eラーニング導入では、「eラーニングとは何か」「なぜeラーニングか」「eラーニングでどのような研修をするか」について、社内の理解を得てeラーニング研修に対して積極的に取り組む姿勢を作ることが重要だ。不安や期待が一人歩きすることがないように、1~3の初期プロセスには時間をかけたい。担当者が色々な質問に答えなければいけない時期でもあり、そのためにはeラーニングについて事前知識も必要だ。

LMS選定によって、やることが変わる

eラーニング導入が決定し社内での理解も確実になった4~6では、具体的に①LMSの選定、②カリキュラムと教材の計画に進む。SaaS型、ASP型か、買い取り型、パッケージ型か、①でどのようなLMSを選ぶかで②の内容は変わる。そのため、それぞれのケースを考え、何が必要かToDoリストで確認しよう。

SaaS型、ASP型のLMSを利用する場合

システム提供ベンダー側でインフラやソフトウェアがすでに稼働しており、利用企業側では特別な環境整備は必要ない。利用企業は研修教材をそのシステムに搭載して利用する。研修担当者の業務は以下である。

  • LMSの選定=eラーニングシステムやサービスベンダー提供するLMSから、自社研修ニーズに合致するものを選ぶ
  • 教材の方針決定=eラーニングで使う教材を自社で制作するか、既存の教材・コンテンツを購入するか、決める
  • 実施計画/ルールの策定=eラーニング研修実施にあたって、運用やサポートの体制を策定、研修の効果測定やトラブルへの対策なども文書としてまとめておく。

買い取り型、パッケージ型のLMSを利用する場合

買い取り型、パッケージ型の場合は、利用企業がeラーニングシステムを稼働させるために、自社のインフラ環境を整備する必要がある。具体的には、ネットワーク環境やサーバー環境整備である。教材コンテンツについては、自社で準備する場合と、パッケージ型として提供される教材を利用する場合がある。

  • eラーニング実施のインフラ整備=実施に適切な社内のネット環境、システムが稼動するサーバーの準備をする。
  • 教材の制作、購入=教材を自社制作する、新たに購入する、システムと共にパッケージ化された教材をそのまま使う場合がある。
  • 実施計画/ルールの策定=eラーニング研修実施にあたって、運用やサポートの体制を策定、研修の効果測定やトラブルへの対策なども文書としてまとめておく。

【関連記事】
2017.1.20【シリーズ】日本 eラーニングで企業研修の効果UP・拡大

<PR>スマホ/タブレットで利用できるeラーニング「Learno(ラーノ)」初期費用無料/月額利用料のみで導入が可能

この記事のまとめ

eラーニングを導入するまでには、eラーニング研修の意義や目的、誰が何を受講するかなど、社内の理解と合意を形成し文書化するという地道な業務に時間がかかる。ここを軽んじると、eラーニング実施後で受講者の不満やモチベーション低下、導入に対するマイナス評価、効果測定があいまいになるなどの恐れがある。具体的な導入決定段階では、その後の業務も含めてSaaS型か買い取り型、いずれのLMSを利用するかが最重要である。

関連キーワード:        

このエントリーをはてなブックマークに追加

Qureの最新記事

トップへ戻る