5.少しでも安く導入したい担当者必見!eラーニング費用の攻略法(2017年2月更新)2017.02.21

5.費用攻略法

eラーニング導入にあたって、まず最初にくるのが費用の問題である。企業からのeラーニング問い合わせでも、「いくらかかりますか」という質問が多いという。見えない商品、何にいくらかかるのか、eラーニングの費用体系と標準的な価格について整理しよう。

eラーニングの費用体系

eラーニングシステムの提供形態は、大きく分けるとSaaS型(ASP型)と買い取り型(オンプレミス型)の2種類がある。それぞれの型で初期費用、ランニングコストなど費用体系が異なる。以下のその特徴と標準的な価格を示す。

SaaS型/ASP型

    • SaaS型とASP型はまとめると、オンライン上でeラーニングサービスベンダーが、eラーニングを利用する企業に提供する形態である。インターネットに接続できれば使用可能で、ユーザー企業は利用する機能についてのみ費用を支払う。
    • コスト面では、最初に導入のための初期費用(イニシャルコスト)、月々は利用料金(ランニングコスト)と、コスト面での無駄が少ない。利用するID数(受講者数)によって料金が加算される。
      すでに完成しているeラーニングシステムを利用するため、導入も楽である。
    • あるeラーニングシステムベンダーのSaaS型eラーニングサービスを見ると、受講者ID500人分まで利用可能コースで、初期費用は25万円、月額利用料金は1IDあたり290円となっている。
  • オンライン上でeラーニングサービス提供が完結
  • 完成したシステムであるため、担当者は専門知識を必要としない
  • ID数ごとの重量課金制度をとる企業が多い

買い取り型(オンプレミス型)/パッケージ型

    • このタイプは、eラーニングに必要なソフトウェアのライセンスやサービスを一括購入し、利用する。専用サーバや回線など使用する企業内の整備も必要になり、初期費用が高い。しかし導入後は保守費用だけですむため、長期間利用するほどコストは安くなる。
    • 買い取り型の場合はSaaS型のように利用者1IDの月額費用はないが、利用者数無制限の場合もあれば総数で価格が変わる場合もある。価格については、コース内容や利用機能によって異なり、安いパッケージであれば20万円台、高いと100万円前後と価格も差がある。
  • eラーニングのシステム利用ライセンスを購入
  • 長期間利用するほどコストが安くなる
  • ID数や価格設定などはベンダーごとで異なる

少しでも安く導入したい!

導入担当者としては費用対効果も気になるが、まずはできれば低予算で充実したeラーニングを導入したいと考えるだろう。限られた予算の中で、ベターなeラーニングシステムを導入するためにはどのような方法があるのだろうか。

パッケージ商品は旅行もeラーニングも同じ

  • 海外旅行で考えれば、出国から帰国まで旅行会社がエアチケットやホテル、現地での観光などすべて手配するパッケージ旅行は、個人手配の旅行よりも安くなる。パッケージ旅行は、チケットもホテルも大量仕入れで低価格を実現する。eラーニングでも価格に魅力を感じられるパッケージ商品がある。
  • eラーニングのパッケージ商品は、LMSをはじめ教材作成ツール、作成支援サービスなどすべてが揃ったオールインワン商品である。パッケージ旅行には興味のない観光が含まれていたり、不必要な食事がついていたりするが、同じようにeラーニングでもパッケージ商品には合わない部分があるかも知れない。しかし商品によっては、一部カスタマイズできる場合もある。

安さが魅力で多くの中から選び出す

  • 価格が安いパッケージ商品は年々増えている。それぞれの商品で、何ができるか、カスタマイズはあるか、使いやすさの工夫は何かなど異なっている。多くの商品を調べていけば自社研修に適切なパッケージを見つけることもできるだろう。

最も重要なのは費用よりも、費用対効果

教育効果が最大の目的

  • しかし、eラーニングの目的は価格にあるのではなく、その研修効果である。安さを比べるのではなく、安さと効果を比べる、費用対効果の視点を忘れてはならない。
  • eラーニングによる研修の目的はなにか。個々の研修内容には、社員の知識や技術、能力を向上させる目的があり、それが達成できるかどうか、これまでの研修とも比較しながら選ぶ。eラーニングで何が可能か、何がしたいか、目的を常に考えて選んでいこう。

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この記事のまとめ

eラーニングシステムは、SaaS型と買い取り型に分けることができる。予算、研修目的、研修対象人数、試用期間などを考えて、どちらにするか選びたい。一通り機能が揃った低価格のeラーニングを始めるためのパッケージ商品も増加しており、選択肢の一つとなる。

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